PR TIMESでプレスリリースを配信する前に知っておきたい「報道価値」の考え方
こんにちは。
宣伝PR職人Moreresp(モアレス)代表の鈴木です。
私は愛知県を拠点に、全国の中小企業・小規模事業者の皆さまへ、
広報PR
広告宣伝
ブランディング
を組み合わせたマーケティング支援を行っています。
この「広報PRガイド」では、新聞・テレビ・Webニュースなどのメディア掲載を目指す経営者や広報担当者の方へ向けて、広報PRやプレスリリースについて実践的な情報を発信しています。
このページではPR TIMESの活用方法やプレスリリースの考え方、記者クラブへの情報提供、報道価値の作り方など、実際の支援現場で培ってきた経験をもとに解説していきます。
PR TIMESでプレスリリース配信しても反応がない理由
近年、多くの企業がPR TIMESを利用してプレスリリースを配信しています。
実際に私へご相談いただく経営者の方からも、「以前PR TIMESで配信したことがあります。」というお話をよく伺います。
しかし、その後に続く言葉は、
「思ったほど反響がなかった。」
「新聞やテレビから取材依頼は一件も来なかった。」
「営業電話ばかり増えてしまった。」
というケースが少なくありません。
もちろん、文章の書き方やタイトルなど改善できる点もあります。
しかし、それ以前に多く見られるのが、メディアが「取材したい」と思える報道価値(ニュース性)が十分に伝わっていないということです。
会社にとってのニュースと、社会にとってのニュースは違います
例えば、
新商品を発売する
新店舗をオープンする
周年を迎える
ホームページをリニューアルする
これらは会社にとって大切なニュースです。
しかし、新聞社やテレビ局などのメディアが求めているのは、「社会にとってニュースになる情報」です。
それは例えば、
地域で初めての取り組みなのか
業界の課題を解決するサービスなのか
社会課題への新しい提案なのか
多くの人に影響を与える内容なのか
こうした視点が加わることで、「会社のお知らせ」が「報道価値のあるニュース」へ変わっていきます。
PR TIMESには「プレスリリースの目的」が用意されています
PR TIMESでは、配信内容に応じて以下の「プレスリリースの目的」を選択できます。
※2026年7月現在の項目は以下のとおりです。
マーケティング/PR
新サービス開始
新商品発売
新プラン・新メニュー開始
新店舗オープン
新ブランド立ち上げ
新サイトオープン(サービスサイト・LP等)
機能追加・機能アップデート
商品・サービスリニューアル
実証実験の開始
実証実験結果・研究結果の発表
調査リリース
プロモーション/イベント
CM放映
動画公開
広告出稿
アンバサダー就任
スポンサー就任
イベント開催決定
イベント事後レポート
イベント登壇・出展
出演者・出展社発表
クラウドファンディング開始
クラウドファンディング目標達成
クラウドファンディング成果報告
インフォメーション
価格変更
販路拡大・取扱店・エリア拡大
期間限定施策の開始(キャンペーン等)
自社商品・サービスの導入決定
自社商品・サービスの導入後の成果発表
数値突破
再販・復活・再版
サービス終了・閉店
企業
会社設立(子会社・グループ会社設立)
決算発表
業務提携
資金調達
上場承認
事業継承・事業譲渡・事業買収
ミッション・パーパス等の新設/リニューアル
社名変更
年頭所感
周年
本社移転
特許・認証・認定の取得
アワード/賞の授与、認定
アワード/賞の受賞、ランキングの上位獲得
人事・社内制度
社内制度・福利厚生
組織変更/人事発表
その他
訂正リリース
その他
この一覧の多くは「会社にとっての出来事」です。
では、その出来事は「社会にとってニュース」になっているでしょうか。
この一覧を見て、一度考えてみてください
もし、あなたが新聞記者だったら。
テレビ局のディレクターだったら。
Webメディアの編集者だったら。
この中で、「ぜひ取材したい」と思う情報はどれでしょうか。
あるいは、自社の情報はどれに当てはまるでしょうか。
大企業と中小企業では、報道価値の作り方が違います
例えば、大企業の場合は、
新商品発売
周年
社長交代
イベント開催
だけでもニュースになることがあります。
なぜなら、その企業自体に知名度やブランド力があり、多くの人へ影響を与える存在だからです。
一方で、中小企業や小規模事業者の場合は少し違います。
同じ「新商品発売」であっても、
「なぜ社会に伝える価値があるのか。」
「なぜ今なのか。」
「誰にどんな影響を与えるのか。」
ここまで考えて初めて、報道価値が生まれてきます。
つまり、重要なのは「どの目的を選ぶか」ではありません。
その情報に、どんな報道価値を持たせられるか。
ここがメディア掲載につながる重要なポイントです。

プレスリリースは、メディアへのラブレターです
私はよく、「プレスリリースはメディアへのラブレターです。」とお伝えしています。
相手が読みたくなる内容でなければ、最後まで読んでもらえません。
そして、
「これは多くの人へ届けたい。」
「取材してみたい。」
そう思ってもらえて初めて、新聞やテレビ、Webニュースなどのメディア掲載につながります。
文章のテクニックよりも先に、「何をニュースとして届けるのか」を考えることが、スモールビジネスが広報PR戦略を立てる場合、とても重要になってきます。
「自社にはニュースがない」と思ったら、ご相談ください

私は2010年から広報PRに携わり、これまで新聞・テレビ・Webニュースなど200件以上のメディア掲載を支援してきました。
PR TIMESへの配信だけでなく、全国の記者クラブへの情報提供や、報道価値の企画づくり、メディアが興味を持つプレスリリースの制作までサポートしています。
もし、
PR TIMESで配信したけれど反応がなかった
メディアに取り上げられる方法が分からない
自社にはニュースがないと思っている
プレスリリースを見直したい
そんな方は、お気軽にご相談ください。
無料PR診断では、これまでのプレスリリースや現在の事業内容をもとに、改善点やニュース化できる切り口についてフィードバックしています。
