from:愛知県の宣伝職人モアレス
@豊田市のオフィスより
このブログ記事は、私が2018年に書いたブログを再校正しています。5年経ちますが、その効能は今も変わりません。問い合わせを増やすためのテクニックをお伝えします。
オンライン集客もオフライン集客もどちらでも使える方法
ホームページやブログ、SNSといったインターネットを使った集客。
そして折込やポスティングなどで使用するチラシによる集客。
どちらでも効果のある「問い合わせを簡単に増やす方法」をお伝えします。
ちなみに、私が広告宣伝業界に携わって13年間、何度もその効果が出るのを見てきた方法であり、直近ではYouTube動画やInstagram、Twitterでも効果実証済みの方法です。さらに私が広告の見直しをさせていただく時に試す改善のうちの1つでもあります。
あなたもうまくやれば、お金は一銭もかかりません。たとえお金がかかったとしても、おそらく今後、5年間はそのまま使える方法です。(なぜなら、この元記事を書いた5年前と今も変わらず有効だから。)
ちなみに、この方法で特に一番大きな効果を出したのは、いまままで「その方法を取り入れていなかった」企業や店舗の方々でした。やっていない人は今すぐ取り入れましょう!
一方、既にこの方法を取り入れているにも関わらず、「問い合わせがなかったよ?」という方もいるかもしれません。そうした人も要チェックです。効果がなかった理由を推測したので、このページの最後にお伝えします。
では、問い合わせを簡単に増やす方法の中身をお伝えします。効果実証済みのその方法とは・・・。
広告のファーストビューに顔写真を載せること
ターゲットの目に入る最初の画面(場面)に、あなたの顔写真を載せること。これがその方法です。
私のクライアントの事例をお伝えすると、
- ブログのメインビジュアルに顔写真を載せたら急にコメントが入るようになった
- ホームページのトップページにスタッフ写真を載せたら閲覧ページ数、滞在時間が伸びた
- 顔写真を折込チラシに載せ続けていたら、顔を覚えてもらえて地域の集まりの時に話しかけられて仕事につながった
といった事がありました。それだけではありません。
- Instagramの投稿を室内ではなくスタッフの写真にしたらDMで問い合わせが入った
- Twitterのアイコンを似顔絵から写真に変えたらつぶやきに反応があった
- YouTubeの動画とアイコンに顔を出したら登録者数といいねが増えた
たったこれだけの話ですが、それまでなかった成果が実際に出ているので効果は絶大です。もちろん、全てが売上に繋がるわけではありません。しかし、顔写真を一番最初に見える箇所、またはパッと目に飛び込んでくる箇所に載せることで、それはプラスの効果を発揮します。
なぜ、広告に顔写真を載せるといいの?
これはあくまで仮説ですが、おそらく顔写真を載せることで、「実在する人(会社)」「安心感」を与えるのが大きいのだと思います。例えば似顔絵イラストが載っているよりも、写真の方が胡散臭さは下がりますよね。特に初めて利用する会社や店舗の場合、実際にどんな人が商談時に現れるのか、そこで働いているのかが分かることは安心感につながります。心理的ハードルが下がるんですね。
またターゲットによっては、
- 自分と年齢が近い
- 服装が自分と波長が合うので親近感
といった外見・写真の雰囲気などから興味・共感から、ホームページやSNS、チラシにおいて「エンドユーザーがこちらに注目してくれる」ことに一役買っているのでしょう。この注意を引き付ける役割にも「あなたの顔写真」が効果的なのです。
というのも、私たちは現在、沢山の広告宣伝、CM、看板を毎日、半ば強制的に見せ続けられています。つまり、毎分、毎秒、売り込みをかけられている状態です。正直うんざりですよね。
そのため、広告宣伝、CM、看板に注目することは、10年前、20年前と比べてあなたも確実に少なくなっていると思います。つまり、広告宣伝を無意識に無視をしている状態。
そんな中、パッと見で目に止まり、思わず続きを読み始める。そういった効果が「顔写真」にはあります。
想像してみてください。あなたは今、自宅にいます。
―ピンポーン。
あなたのお住まいの玄関のインターフォンが鳴りました。そのときの来訪者の顔が
- 見えた場合
- 見えなかった場合
とでは、おそらく心情的に違いが生まれるはずです。やはり、相手の顔が見えた方が少し安心して「どちら様ですか?」と言って心の扉を開ける姿勢になりますよね。
一方、もし顔が見えない状態であるなら、きっと居留守を使ったり、かなり警戒した「どちら様ですか?」になるはずです。
ファーストビューに載せる顔写真は、この心理状態と同じとも言えるでしょう。顔が見えることは、インターネットであってもチラシであっても、現代では重要な要素です。それにも関わらず、
- 顔写真を載せているのに問い合わせがない!
- コメントもいいねも何もない!
- ネットに顔が出回るだけ損!
のような場合、考えられるのは
- 「写真の質が悪い」
- 「表情がよろしくない」
- 「写真以外の文章に問題あり」
のケースがあります。これについては、次回の記事で補足します。
P.S.
私のクライアントで、顔写真をブログのメインビジュアルに載せてから、ブログの滞在時間・問い合わせ数を伸ばした方がいるのでご紹介します。(→久野ロックさんです)
また、似顔絵でいいでしょう?という方もいますが、私から言わせていただくと「効果は確実に下がります」ということ。もちろん、似顔絵でも無いよりはあった方がいいですが、似顔絵だけが載っているチラシと、きちんと雰囲気の分かる写真が載っているチラシなら・・・後者のほうが「思わず目を留めて見る」と思います。あなたはどうですか?
動画の場合、顔出ししなくても集客はできることを以前、ブログで書きました。
ですが、最低限YouTubeのアイコンやチャンネルページのヘッダーには顔写真が欲しいところ。その方が記憶に残りやすいからです。